「今週、注射をしたかな」「予定の曜日を過ぎてしまった」。そんなときは、慌ててもう1本使う前に、記録と次の予定を確認しましょう。
マンジャロの打ち忘れは「次の投与予定まで何時間あるか」、曜日変更は「前回の投与から何時間たったか」を確認します。どちらにも72時間という数字が出てきますが、数える向きが違います。
この記事は、すでに処方を受けている方の確認用です。マンジャロの国内承認された効能・効果は2型糖尿病であり、美容・痩身目的の使用を勧める内容ではありません。処方時に個別の指示を受けている方は、その指示を優先してください。

目次
打ち忘れと曜日変更。まず、ここを分けて確認
打ち忘れ①|次の予定まで72時間以上ある
気づいた時点で投与し、その後は、もともと決めていた曜日に戻します。
打ち忘れ②|次の予定まで72時間未満
忘れた分は投与せず、次の予定日に投与します。
曜日変更|前回の実際の投与から数える
少なくとも72時間以上あける必要があります。今後の予定も処方元に確認しましょう。
出典:日本イーライリリー・マンジャロ電子添文「7.2」。72時間ごとに使ってよい、という意味ではありません。マンジャロは週1回の薬です。
「木曜日に気づいた」を、時刻まで書いてみる
いつもの予定が毎週月曜日の20時で、その週の月曜日に打ち忘れたとします。次の予定は翌週月曜日の20時です。
- 木曜日20時に気づいた場合:次の予定まで96時間。72時間以上ある場合に当たります。
- 金曜日20時に気づいた場合:次の予定までちょうど72時間。「72時間以上」に含まれます。
- 土曜日20時に気づいた場合:次の予定まで48時間。忘れた分を投与しない場合に当たります。
これは時間の数え方を説明する例です。実際の判断では、前回の投与、休薬の指示、体調なども関わります。「何曜日だったか」だけで判断せず、カレンダーに日時を書いて確認してください。
「打ち忘れた」と「打ったか分からない」は別です
投与したか記憶が曖昧なときに、念のためもう1本追加するのは避けてください。まずは注射の記録を確認し、分からなければ処方元や薬局に相談しましょう。
また、2回分をまとめて使ったり、忘れた分を取り戻そうとして量を増やしたりしないでください。注射液が漏れた・途中で器具を外したなどの操作の不安も、打ち忘れとは分けて伝えます。
何週間か空いたときは、同じ量で再開してよい?
この「72時間」の説明は、長い中断の後に以前と同じ量で再開してよい、というルールではありません。自己判断で再開せず、最後に使用した日、以前の用量、中断した理由を処方元へ伝えてください。
副作用で休んでいた場合、検査・手術のために休薬していた場合は特に、再開についての個別の指示を確認しましょう。関連:胃カメラ・手術前後の薬の確認
問い合わせる前に、メモしておきたいこと

相談の際は、次の情報を手元に用意すると、状況を共有しやすくなります。記録がなければ、無理に思い出した日時を断定せず「不明」と伝えてください。
- 薬の名前と用量
- 最後に実際に投与した日時/次の予定日時
- 今回打ったかどうか、どこまで確認できているか
- 今の体調、併用薬、休薬の指示の有無
例えば「マンジャロ○mgを使っています。最後に打ったのは○月○日○時、次の予定は○月○日○時です。今回は打っていないことを確認できています」と伝えると、日時の行き違いを減らせます。
次から迷わないための、小さな記録
予定を通知するアラームと、実際に打った記録は別にしておくのがおすすめです。通知を消しただけでは、注射が済んだかどうかは分かりません。
注射が終わった直後に「9/○ 20:00 投与済み」のように1行残す。紙の手帳でもスマートフォンでも、続けやすい方法で十分です。予定を変えるときは、古い通知が残っていないかも確認しましょう。
体調が悪いときは、予定の調整より受診を優先
嘔吐を伴うような持続的な激しい腹痛などがある場合は、使用を中止して速やかに医師の診察を受けてください。水分がとれない、繰り返し吐く場合も早めの相談が必要です。意識がおかしいなど緊急時は119番へ。通常の予約日まで待たないでください。
下痢や水分補給の確認は、マンジャロ使用中の下痢・受診の目安もご覧ください。
名古屋・伏見で治療の継続をご相談の方へ
当院で治療中の方は、処方時の案内に沿ってお問い合わせください。他院で処方された薬については、まず処方元や調剤した薬局への確認をお願いします。通院先の変更をご希望の場合は、転院・継続相談の持ち物をご確認ください。
通常の受診のWEB予約 / 診療時間・アクセス
テラッセ納屋橋ファミリークリニック
名古屋市中区栄一丁目2番3号 プラウドタワー名古屋栄201
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電話:052-222-0900
休診日:木曜・日曜・祝日。WEB予約は、投与可否を即時に判断する窓口ではありません。
一般的な情報であり、個別の投与・再開の判断を行うものではありません。処方医・薬剤師の指示を優先してください。
参考:マンジャロ電子添文(2026年5月改訂、第10版)/日本イーライリリー「マンジャロの使い方」
公開・確認日:2026年9月10日