マンジャロは胃カメラ・手術前に休薬する?予約時に伝える3項目|名古屋・伏見
情報確認日:2026年9月4日
テラッセ納屋橋ファミリークリニック

結論:予約した段階で、検査施設と処方医に確認してください。
マンジャロを使っていることを、胃カメラや手術を受ける施設へ必ず伝えましょう。全員に共通する「何日前から休む」という日数は、国内の電子添文では定められていません。「必ず7日休む」「休まず使ってよい」と自己判断せず、次の注射・食事制限・再開時期の指示を受けてください。[1][2]
この記事は、予定された検査・手術に向けた一般的な情報です。すでに個別の指示を受けている方は、その指示を優先してください。救急受診が必要な状態で、休薬期間を待つ必要はありません。
目次
なぜ、胃カメラや麻酔の前に申告が必要?
マンジャロなどの薬には、胃から食べ物が送り出される速度を遅くする作用があります。胃に内容物が残っていると、全身麻酔や深い鎮静の際に逆流し、気道や肺へ入る「誤嚥(ごえん)」が問題になります。[3]
「昨晩から食べていないから必ず大丈夫」とは限りません。食事・水分の制限は、検査内容や体調に応じた施設の指示を守りましょう。鎮静を使わない胃カメラでも、使用薬は予約時に伝えてください。胃に食べ物が残ると、十分に観察できず検査を中止することがあります。[4]
「1週間休薬」は全員に当てはまる?
日本イーライリリーの適正使用情報では、手術・胃内視鏡検査前の具体的な休薬期間を一律には推奨せず、患者さんの状態などに基づく医師の判断としています。[2]
海外では、2024年の米国複数学会の指針に基づき、多くの患者さんは継続できる一方、増量期や胃腸症状がある場合などは個別の対策を検討する考え方が示されています。ただし、これは日本のすべての検査施設で同じ対応をするという意味ではありません。[3]
糖尿病治療で使っている場合、休薬による血糖への影響も考慮が必要です。インターネットの一般論で、担当医からの指示を上書きしないでください。
予約時に伝える3項目

1.薬の名前・用量・最後に使った日
「週1回の注射」だけでなく、マンジャロという名前、何mgか、最後の注射日、次の予定日を伝えます。お薬手帳に記載がない自由診療の薬も、処方内容が分かるものを用意してください。飲み薬やサプリも併せて申告しましょう。
2.使い始め・増量の時期
開始した日と、直近で量を増やした日を伝えます。開始・増量期は胃腸への影響を踏まえた検討が必要になることがあります。[3]
3.吐き気・嘔吐・お腹の張りなどの症状
腹痛、便秘、食事や水分を取れているかも伝えてください。症状があるのに黙って予定どおり受けるのではなく、事前に連絡しましょう。[3]便秘については、マンジャロ使用中の便秘と受診の目安もご覧ください。
そのまま使える、予約時の相談メモ
「○月○日に胃カメラ/手術を予定しています。マンジャロ○mgを週1回使い、最後は○月○日、次は○月○日の予定です。開始は○月、最近の増量は○月○日です。現在、吐き気・便秘などは○○です。次の注射、食事・水分、検査後の再開について、どうすればよいですか?」
検査施設と処方元が別の場合は、両方に確認してください。指示が異なるときは、どちらかを自己判断で選ばず、施設同士で確認してもらいましょう。
よくある質問
検査前なのに、もう注射してしまいました。
使用日・用量・症状を検査施設へ連絡し、実施できるか確認してください。必ず中止になるとも、そのまま受けられるとも一律にはいえません。予定を隠したり、自己判断で絶食時間を延ばしたりしないでください。
大腸カメラや美容手術も申告が必要ですか?
はい。特に全身麻酔・深い鎮静を使う処置では重要です。薬の情報は、検査や手術の種類にかかわらず事前に伝えましょう。大腸カメラの下剤や食事制限も、施設の指示に従ってください。
検査が終わったら、すぐ再開してよいですか?
再開する日と用量も、あらかじめ担当医へ確認してください。食事再開の状況や術後の経過によって判断が異なります。休んだ分をまとめて打つことはしないでください。
強い腹痛や繰り返す嘔吐がある場合
検査予約とは別に、速やかな受診が必要です。特に嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛があれば、次の注射を行わず医師の診断を受けてください。通常予約や返信を待たず、緊急性が高ければ119番へ連絡してください。使用中の薬も救急担当者に伝えましょう。[1]
名古屋・伏見での内視鏡検査のご相談
テラッセ納屋橋ファミリークリニックは、名古屋市中区栄の内科・消化器内科です。胃カメラ・大腸カメラなどの診療案内をご確認いただき、予約時には使用中の薬をお知らせください。他院で検査・手術を受ける場合の具体的な指示は、実施施設へ確認してください。
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