「マンジャロを始めるなら、プロテインも買ったほうがいい?」
筋肉のことを考えるなら、たんぱく質を足すだけでは十分とはいえません。食事全体の栄養と、体調に合った筋力運動を一緒に考えることが大切です。プロテインは、食事で足りない分を補う選択肢の一つ。全員が購入する必要はありません。
目次
体重が減るとき、減るのは脂肪だけではありません
減量では、脂肪とともに筋肉などの除脂肪組織も減ることがあります。「何kg減ったか」だけでなく、食事がとれているか、普段の動作がつらくなっていないかも、治療中に確認したいことです。
2025年に公表された米国の4学会によるGLP-1治療の栄養に関する共同提言でも、十分なたんぱく質と筋力運動の組み合わせが重視されています。海外の提言であり、日本でのマンジャロの適応や、個人に必要な食事量を決めるものではありません。
買い足す前に、いつもの食事を見てみる
例えば、昼食がおにぎりだけなら、食べられる量で卵や豆腐などの主菜を組み合わせる。サラダだけで済ませているなら、魚・肉・大豆製品などが入っているかを確認する。まずは、普段の食事の中でできることから考えてみましょう。
これは組み合わせの例で、一日分の栄養を満たす献立ではありません。腎臓病などで食事制限のある方は、たんぱく質を自己判断で増やさず、主治医の指示を優先してください。
プロテインと、筋肉を使うことは別の役割
たんぱく質を増やすだけで筋肉を保てるとは限りません。筋肉に適度な負荷をかける運動も大切です。ジムに入会することが前提ではなく、椅子からの立ち座りなど、自宅で行える方法もあります。
ただし、回数や負荷は体力・持病・関節の状態によって変わります。膝や腰が痛い方、ふらつく方、運動制限がある方は、無理に始めず診察で相談してください。食事や水分がとれず体調が悪い日は、運動を頑張る日ではありません。
診察では「体重」以外のこの話も
- 最近の一日の食事。写真があれば、口頭だけより伝えやすくなります。
- 階段や椅子からの立ち上がりなど、以前よりつらく感じる動作。
- 吐き気などの症状、使っている薬・サプリメント、食事や運動の制限。
記録をそろえてからでなければ受診できない、ということではありません。分かる範囲でお話しください。体力の変化にはさまざまな原因があり、この記事だけで筋肉の減少とは判断できません。
これからマンジャロを相談する方へ
「体重は落としたいけれど、体力まで落ちるのは困る」。その心配も、初診でお聞かせください。テラッセ納屋橋ファミリークリニックでは、体調・持病・使用中の薬などを確認し、治療の可否を医師が判断します。すでに治療中の方も、食べ方や続け方に困っていることを診察でお伝えください。
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初診の予約は「内科・小児科・皮膚科・肥満外来(自由診療)の予約」から。名古屋市中区栄、伏見駅6番出口より徒歩6分です。
治療について知っておいていただきたいこと
マンジャロの国内承認適応は2型糖尿病です。体重管理目的は適応外使用・自由診療です。効果には個人差があり、診察の結果、処方できないこともあります。用量は自己判断で変更しないでください。
当院の薬剤4本の税込料金は、2.5mg 16,000円、5mg 30,000円、7.5mg 40,000円、10mg 50,000円、12.5mg 60,000円、15mg 70,000円です。処方時の診察料・処方料を含みます。相談のみの場合や検査等の費用は受診前にお問い合わせください。治療期間・用量は診察で判断します。
吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの副作用があり、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、イレウスなどの重大な副作用も報告されています。水分もとれない、嘔吐を繰り返す場合は速やかに医療機関へ相談してください。嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛がある場合は使用を中止し、速やかに医師の診断を受けてください。
食欲が落ちているときの具体的な食事例は、食欲がないときの食事例と受診目安もご覧ください。
参考資料
- 米国栄養学会ほか4学会:GLP-1治療を支える栄養の共同提言(2025年)
- 共同提言の本文:Nutritional priorities to support GLP-1 therapy for obesity
- 日本イーライリリー:マンジャロ電子添文
2026年11月6日作成/テラッセ納屋橋ファミリークリニック。一般的な情報であり、個別の診断・運動処方を行うものではありません。