マンジャロを処方できない人は?初診前に確認したいことを名古屋の内科医が解説|テラッセ納屋橋ファミリークリニック|名古屋市中区栄・伏見駅の内科・消化器内科・皮膚科

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マンジャロを処方できない人は?初診前に確認したいことを名古屋の内科医が解説

マンジャロを処方できない人は?

結論からいうと、マンジャロは希望すれば誰でも処方される薬ではありません。マンジャロの成分で過敏症を起こしたことがある方、1型糖尿病や糖尿病性ケトアシドーシスの方、妊娠中または妊娠している可能性がある方などには使用できません。また、膵炎や重い胃腸障害、腸閉塞の既往、服用中の薬、手術予定などによっては、処方の可否を慎重に判断します。

この記事では、名古屋市中区・伏見駅近くのテラッセ納屋橋ファミリークリニックが、マンジャロの相談前に医師へ伝えてほしいことと、初診時の持ち物を整理します。

この記事の要点

  • マンジャロの処方には医師の診察が必要です
  • 「使用できない場合」と「慎重な判断が必要な場合」は異なります
  • 持病・手術歴・服用薬・妊娠や授乳について、初診で必ず伝えてください
  • お薬手帳や直近の健康診断結果があると、診察がスムーズです

マンジャロを使用できない人

マンジャロの電子添文では、次に該当する方には投与しないこととされています。

  • マンジャロの成分に対して過敏症を起こしたことがある方
  • 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
  • 重い感染症がある方、緊急手術など緊急の状態にある方

また、妊婦または妊娠している可能性のある方には投与しないこととされています。妊娠する可能性がある方は、治療中と最終投与後1か月間の避妊についても医師から説明を受けてください。

自己判断で該当しないと決めず、これまでの病気や現在の体調を診察時にお伝えください。

処方に慎重な判断が必要な人

以下は、すべてが一律に「処方不可」という意味ではありません。症状や既往歴、検査結果、併用薬などを確認し、医師が個別に判断します。

医師に伝えること 確認が必要な理由
重い胃腸障害、胃不全麻痺胃腸症状が悪化する可能性があるため
膵炎になったことがある急性膵炎に注意が必要なため
腹部手術、腸閉塞・イレウスの既往腸閉塞を含むイレウスのリスクを確認するため
糖尿病網膜症急激な血糖改善で症状が悪化する場合があるため
糖尿病治療薬の使用特定の薬との併用で低血糖リスクが高まる場合があるため
胆石、胆のう炎、胆管炎腹部症状の確認が必要なため
全身麻酔や深い鎮静を伴う検査・手術の予定胃内容物の残留と誤嚥リスクに注意が必要なため
授乳中、妊娠を希望している治療継続の可否や避妊期間を相談するため

初診前に医師へ伝える5つのこと

  1. 現在使用している薬とサプリメント
    糖尿病治療薬だけでなく、経口避妊薬やワルファリンなども含め、すべてお伝えください。
  2. 持病とこれまでの病気
    膵炎、胆石、胃腸障害、糖尿病網膜症などの既往も重要です。
  3. 手術歴と今後の手術・内視鏡検査の予定
    全身麻酔や深い鎮静を予定している場合は、必ず事前にご相談ください。
  4. 妊娠・授乳・妊娠予定
    妊娠中または妊娠している可能性がある方には投与できません。
  5. マンジャロやほかのGLP-1製剤の使用歴
    使用した薬剤名、用量、最後に使用した日、副作用の有無が分かると判断に役立ちます。
マンジャロ初診前のお薬手帳・健康診断結果・持病と手術歴・妊娠授乳のチェックリスト
マンジャロ初診前に確認したい持ち物と申告事項

マンジャロ初診の持ち物

  • マイナンバーカードまたは本人確認書類
  • お薬手帳、服用中の薬が分かる画面や書類
  • 直近の健康診断・血液検査結果(あれば)
  • 持病、手術歴、アレルギー歴のメモ
  • 他院で使用中の場合は、現在の用量と最終投与日が分かるもの

血液検査が必要かどうかは、診察内容や直近の検査結果を踏まえて医師が判断します。健康診断結果が手元にないことだけを理由に、相談をあきらめる必要はありません。

当院の初診の流れ

  1. WEB予約:希望日時を選んでご予約ください。
  2. WEB問診:持病、服用薬、治療歴、体調などを入力します。
  3. 対面診察:医師が治療の適否と必要な確認事項を判断します。
  4. 処方・自己注射の説明:処方が適切と判断された場合、用量と使い方、副作用、受診の目安を説明します。
  5. 会計:次回の受診方法やフォロー予定も確認します。

当院では初診を対面で行い、安全性と自己注射方法を確認します。2回目以降は、体調や治療経過を踏まえ、医師が可能と判断した場合にオンライン診療へ移行できます。

当院のメディカルダイエット外来・初診の流れはこちら

マンジャロとゼップバウンドの違い

マンジャロとゼップバウンドは、いずれも「チルゼパチド」を有効成分とする医薬品ですが、日本国内で承認されている目的が異なります。

医薬品国内で承認された効能・効果
マンジャロ2型糖尿病
ゼップバウンド一定の条件を満たす肥満症

体重管理を目的としたマンジャロの処方は国内承認の範囲外となり、自由診療です。薬剤名だけで自己判断せず、ご自身の状態に合う治療を医師と相談してください。

よくある質問

Q. マンジャロは希望すれば処方してもらえますか?

A. いいえ。診察で持病、服用薬、体調、治療歴などを確認し、医師が処方の可否を判断します。診察の結果、処方しない場合もあります。

Q. 初診では必ず採血しますか?

A. 一律ではありません。直近の健康診断や検査結果、持病、体調などを確認し、医師が必要性を判断します。最近の検査結果があればご持参ください。

Q. 最初から5mg以上を使用できますか?

A. 初めて使用する方は、通常2.5mgから開始します。電子添文では2.5mgを週1回、4週間投与した後に5mgへ増量する用法が示されています。実際の用量は医師が個別に判断します。

Q. 初診からオンライン診療はできますか?

A. 当院の初診は対面です。2回目以降は、医師が可能と判断した場合にオンライン診療を利用できます。

Q. ダイエット目的のマンジャロに健康保険は使えますか?

A. 使えません。体重管理を目的としたマンジャロ処方は自由診療です。

名古屋でマンジャロを相談したい方へ

「自分は使用できるのか」「持病や服用薬があっても相談できるのか」と不安な方は、自己判断で開始・中止せず、医師へご相談ください。テラッセ納屋橋ファミリークリニックは、名古屋市中区栄、地下鉄伏見駅7番出口から徒歩約6分です。

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自由診療・適応外使用に関する重要事項

  • 治療内容:チルゼパチド(マンジャロ)を週1回皮下注射する治療です。
  • 国内承認:マンジャロは日本国内で2型糖尿病の治療薬として承認されています。体重管理を目的とした使用は承認された効能・効果の範囲外です。
  • 入手経路:当院では国内の医薬品卸を通じて、国内承認品を入手しています。
  • 国内の承認医薬品等:同一成分のゼップバウンドは、一定の条件を満たす肥満症に対して国内承認されています。
  • 費用:自由診療です。4本(約1か月分)16,000円~70,000円(税込。用量により異なり、通常の診察料・処方料を含む)。2.5mgの配送はクール便送料880円、20,000円以上は送料無料です。2026年8月28日時点。
  • 主な副作用・リスク:悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲減退、低血糖、急性膵炎、胆のう・胆管障害、アナフィラキシー、血管性浮腫、イレウス、脱水に伴う急性腎障害など。効果と副作用には個人差があります。
  • 医薬品副作用被害救済制度:適応外使用では、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

本記事は一般的な医療情報の提供を目的とし、個別の診断や処方を行うものではありません。症状や治療の適否は医師にご相談ください。

参考資料

公開日:2026年8月28日
監修:テラッセ納屋橋ファミリークリニック 医師 近藤 規之