大腸ポリープができやすい食事とは? 予防のために気をつけたい食生活|テラッセ納屋橋ファミリークリニック|名古屋市中区栄・伏見駅の内科・消化器内科・皮膚科

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大腸ポリープができやすい食事とは? 予防のために気をつけたい食生活

大腸ポリープができやすい食事とは? 予防のために気をつけたい食生活

■食生活の見直しが大腸ポリープ予防の第一歩


大腸内視鏡検査でポリープが見つかると、「食事に問題があったのかも」と不安を感じる方は少なくありません。


日々の食習慣がポリープの発生リスクと深く関わっているとされており、食事の見直しは予防の大切な一歩です。


この記事では、注意したい食事の特徴と、取り入れたい食材・食習慣をわかりやすくまとめました。


この記事の要点まとめ


  • 赤身肉・加工肉の過剰摂取や高脂肪・低食物繊維の食事は、大腸ポリープのリスクと関連があるとされている
  • 食物繊維を多く含む野菜・豆類・きのこ類を取り入れ、主食・主菜・副菜のバランスを意識することが大切
  • 食事改善だけでなく、40歳を過ぎたら定期的な大腸内視鏡検査との併用が推奨されている

■大腸ポリープができやすい食事の特徴

■大腸ポリープができやすい食事の特徴

大腸ポリープの発生には、毎日の食習慣が深く関わっていると考えられています。リスクを高めるとされる代表的な食事パターンを確認してみましょう。


◎赤身肉・加工肉の過剰摂取とリスクの関係


牛肉や豚肉などの赤身肉、ハムやソーセージといった加工肉を日常的に多く摂る食生活は、大腸ポリープとの関連が指摘されています。


加工肉に含まれる亜硝酸塩や高温調理で生じる化合物が腸粘膜へ負担をかける可能性があるためです。まったく食べてはいけないわけではありませんが、頻度や量を意識することが大切です。


◎高脂肪食・低食物繊維の食事が腸内環境に与える影響


揚げ物やファストフードなど脂質の多い食事が続くと、胆汁酸の分泌が増え、腸内環境のバランスが乱れやすくなります。


食物繊維が不足すると便が腸内に留まる時間が長くなり、有害物質が腸粘膜に触れる時間も増えると考えられています。


脂質を控えめにしつつ、野菜や海藻で食物繊維を補う工夫がポイントです。


◎意外と見落としがちなアルコール・喫煙習慣の影響


食事内容に加えて、飲酒や喫煙もリスク因子として報告されています。とくに日常的な飲酒は、腸粘膜への刺激を通じてポリープ発生に関わる可能性があるとされています。


食事の見直しとあわせて、飲酒量のコントロールや禁煙も検討してみてください。


■大腸ポリープ予防のために取り入れたい食材と食習慣


リスクを高める食事を控えるだけでなく、腸内環境を整える食材を積極的に取り入れることも大切です。


◎食物繊維が豊富な野菜・豆類・きのこ類の活用法


食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える手助けをしてくれます。ごぼうやブロッコリーなどの野菜、大豆や納豆といった豆類、しめじやえのきなどのきのこ類に豊富です。


毎食「小鉢一品」を意識するだけでも摂取量は変わってきます。玄米や大麦をご飯に混ぜる方法なら手軽に食物繊維を増やせるので、ぜひ試してみてください。


◎「和食中心にすれば安心」は誤解?バランスが重要な理由


和食はヘルシーな印象がある一方、塩分過多になりやすかったり、漬物や練り物に偏ると栄養バランスが崩れることもあります。


大切なのは「和食か洋食か」ではなく、主食・主菜・副菜をそろえて多様な食材を摂ること


特定の食事スタイルに頼りすぎず、脂質・食物繊維・たんぱく質のバランスを意識した食生活を心がけましょう。


■食事の改善とあわせて大切な定期的な大腸内視鏡検査


食生活の見直しはポリープのリスクを減らすうえで大きな意味がありますが、それだけで完全に防げるわけではありません。


◎食事だけでは防ぎきれないポリープを早期に見つけるために


ポリープの発生には、食生活以外にも加齢や遺伝的な要因が関わっています。


食事に気をつけていても定期的な検査は欠かせません。当院では日本消化器病学会専門医が在籍し、EVIS LUCERA ELITE大腸ビデオスコープ(OLYMPUS PCF-H290シリーズ)を用いた精度の高い大腸内視鏡検査を実施しています。


気になる症状がある方はもちろん、40歳を過ぎたら一度検査を受けることをおすすめします。


◎大腸ポリープの原因をさらに詳しく知りたい方へ


食事以外にも、大腸ポリープにはさまざまな要因が関係しています。遺伝的背景や生活習慣全般について詳しくまとめた記事もございますので、あわせてご覧ください。


大腸ポリープの原因とは?できやすい人などについて解説


■よくある質問


Q. 大腸ポリープができやすい食べ物にはどんなものがありますか?

A. 赤身肉(牛肉・豚肉)や加工肉(ハム・ソーセージ・ベーコンなど)、高脂肪の食品は、過剰に摂るとリスクが高まる可能性があるとされています。脂質の多い食事が続いている方は、一度見直しを検討してみてください。


Q. 食事を変えれば大腸ポリープは予防できますか?

A. 食生活の改善はリスクを下げるうえで大切な取り組みですが、それだけで完全に予防できるとは限りません。加齢や遺伝的な要因も関係するため、定期的な大腸内視鏡検査と組み合わせることが重要です。


Q. お酒を飲む習慣も大腸ポリープに関係しますか?

A. 日常的な飲酒はリスク因子のひとつとして報告されています。適度な量を心がけ、休肝日を設けるなどの工夫を取り入れてみてください。


Q. 大腸内視鏡検査はどのくらいの頻度で受ければよいですか?

A. 一般的には40歳を過ぎたら一度検査を受け、その後は医師と相談しながら定期的に受けることが推奨されています。過去にポリープが見つかった方は、より短い間隔での検査が望ましい場合もあります。


近藤 規之

医師


テラッセ納屋橋ファミリークリニック

院長

近藤 規之

▶ 監修者プロフィール

経歴
2009年 藤田保健衛生大学医学部 卒業
2009年 津島市民病院で初期研修
2011年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科
2013年 総合大雄会病院 消化器内科
2017年 総合大雄会病院 消化器内科 診療副部長
資格・所属学会
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会
日本医師会 認定産業医
日本ヘリコバクター学会 H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医