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日帰り大腸ポリープ切除 大腸がん予防

2017年10月20日
テラッセ納屋橋ファミリークリニック院長の近藤です。

大腸カメラにつづいて今日は検査と同時に行われることの多い大腸ポリープ切除についてお話します。

大腸がんは食の欧米化、肥満、アルコール、喫煙等により右肩上がりです。

大腸がんはポリープから癌化することが明らかとなっています。
実際にポリープを切除してみると径5mm以下で0.46%、径6-9mmで3.3%、径10mm以上で28.2%とポリープが大きくなるほど癌化している確率が高まります。

定期的に内視鏡をしてポリープを切除しておけば、9割の大腸がんが予防できると言われております。

当院ではコールドポリペクトミーという従来の治療より、スピーディーに効率よく、また後出血の合併症も少ない治療法を取り入れております。

以前は「ポリープはあるけど様子見ましょう」や「ポリープがあったので後日入院して取りましょう」と言わなければいけないことも多々あり、患者さんから「ポリープはほっといて大丈夫なの?」や「また下剤飲んで内視鏡入れなきゃいないの?」と言われてしまうこともありました。

当院では大腸カメラの検査でポリープを見つけた瞬間にシームレスに日帰りポリープ切除へ移行できる体制を整えております。

費用は保険適応ですので、全国一律、3割負担の方で2~2.5万円前後です。

40歳をこえたら定期的に大腸カメラ検査を受けて頂き、見つけたポリープはどんどん切除して大腸がんを予防していきましょう。

当院の苦しくない大腸カメラをぜひ体験して下さい。