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麻疹(はしか)ワクチンについて

2018年4月20日
こんにちは、テラッセ納屋橋ファミリークリニック院長の近藤規之です。

ニュースでご存知の方も多いと思いますが、最近沖縄で麻疹(はしか)が流行しております。

麻疹は日本では「排除状態」でありましたが、国外より輸入感染症として入ってきてしまうことがあります。
麻疹は発症すると特異的な治療法がない重篤なウイルス感染症で、空気感染といって感染力が極めて強いです。

しかし、予防接種で予防することが可能で、流行を食い止めるには予防接種を徹底するしかありません。

沖縄に行かれる方からの問い合わせも数件頂いております。

対策は下記の通りです。

ご自身の麻疹含有ワクチンの接種歴は記録で確認します(記憶はあてにならない。接種の記録がなければ、受けていないと考える)。
1 歳以上で 2 回の麻疹含有ワクチンの接種記録がある方、検査診断された麻疹の罹患歴がある方、既に発症予防に十分な麻疹抗体価を保有していることが明らかな方は受ける必要はありません。

問題となるのは接種が0-1回の方です。公費の助成はないので基本的に自費診療となります。
・お時間がある方は風疹・麻疹の抗体採血をおすすめします。(当院では4000円+税)
抗体価をみて低ければMR(麻疹・風疹)ワクチン接種(当院では8500円+税)をおすすめします。また名古屋市在住で妊娠希望の女性とそのパートナーであれば費用助成も受けることができます。
・沖縄渡航まで時間がないという方、忙しくて何度も通院出来ないという方はMR(麻疹・風疹)ワクチン接種(当院では8500円+税)をおすすめします。抗体が出来るとなると2週間はかかりますが、麻疹患者接触後3日以内でもワクチン接種で予防効果があることから数日前、事後でも効果はあると思われます。

以上書かせていただきましたが、難しいと思いますのでお悩みの際は当院へご相談下さい