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ファスティングが続かない…マンジャロ・リベルサスの「食欲に負けない」ダイエット


短期間で体重に変化が現れやすいファスティングですが、精神的な負担から挫折するケースも少なくありません。ダイエットを成功させる鍵は、根性だけに頼るのではなく「食欲を上手にコントロールする工夫」も大切です。


今回は、ファスティングの基本効果を解説した上で、無理なく理想の体型を目指すための医療的な選択肢について、専門的な視点から分かりやすくご紹介します。


■ファスティングとは?ダイエット効果と痩せる仕組みを解説

ファスティング(断食)は、単に食事を抜くことではありません。体内のエネルギー源を切り替え、蓄積された脂肪を効率よく燃焼させるための科学的なアプローチです。


◎短期間で体重が落ちる?ファスティングで体に起こる変化

食事を一時的に断つと、体は蓄積されたエネルギーを消費し始めます。短期間での体重減少は見込めますが、その多くは体内の水分減少によるものである傾向が強く、長期的な脂肪減少には継続的な生活習慣の改善が必要です。


◎胃腸の休息も!ダイエット以外のメリットと注意点

普段フル稼働している胃腸を休ませることで、消化に向けられていたエネルギーが修復や排泄に回ります。これにより、便秘の解消や肌のコンディション改善など、体重減少以外の全身的な健康効果が期待できるのが大きな魅力です。


ただし、自己判断による極端な断食は、筋肉量の低下や体調不良を招くリスクがあるため、自身の健康状態を見極めないといけません。


■なぜ続かない?ファスティングの落とし穴とリバウンドの理由

多くの人が挫折するのは、空腹を感じると脳から強力な指令が出る「体の仕組み」によるものです。決して意志が弱いからではありません。


◎「お腹が空いて我慢できない…」精神力だけで痩せるのが難しいワケ

空腹時に分泌されるホルモンは、生存本能に直結しているため、気合いだけで抑え込むには限界があります。無理な我慢はストレスを生み、その反動で「ドカ食い」や過食を引き起こすため、結果としてリバウンドのリスクを高めてしまいます。


◎一時的な断食よりも大切!健康的に痩せ続けるための「生活習慣」

断食期間が終わった後の食生活こそが重要です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」でも、不適切な食事制限は筋肉量を減らし、基礎代謝を下げることが指摘されています。


※参考元『若い女性の「やせ」と健康・栄養問題


一時的なイベントで終わらせず、健康的な食生活を習慣化することが成功への唯一の道です。


■食欲をコントロールする「リベルサス」と「マンジャロ」とは

リベルサスやマンジャロは、本来は2型糖尿病の治療薬として承認されている医薬品です。肥満治療目的で使用する場合は、医師の診断と裁量のもとで行われる「自由診療」となります。


◎医師のサポートで「自然に食欲を抑える」仕組み

これらの薬は「GLP-1」という体内ホルモンの働きを助けるものです。脳の満腹中枢を刺激して「お腹がいっぱい」という信号を出しやすくし、胃の中の食べ物をゆっくり消化させることで、自然と食事量を減らすサポートをします。


◎飲み薬のリベルサスと注射薬のマンジャロ、自分に合うのはどっち?

リベルサスは1日1回の経口薬、マンジャロは週1回の自己注射薬です。マンジャロは2つのホルモン(GLP-1/GIP)に作用するため、より効率的に食欲を抑える可能性が示唆されています。


どちらを選択する場合も、個人の体質や健康状態によって適性が異なるため、専門の医師による慎重な判断に基づいた処方が求められます。


■医療ダイエットを安全に始めるために。必ず知っておきたい注意点

医療ダイエットは効率的な方法ですが、医薬品である以上、医師の管理下で正しく使用することが条件です。


◎自己判断はNG!医師の診断が必要な理由と正しい活用法

副作用として吐き気や便秘が生じることがあるため、体調に合わせた用量の調整が不可欠です。また、妊娠中や授乳中の方、高齢者、膵臓に持病がある方などは使用が不適切、あるいは禁忌とされています。


インターネット等での個人輸入は危険が伴うこともあるため、必ず医療機関を受診して、禁忌事項に該当しないか確認を受ける必要があります。


◎薬に頼り切らない!理想の体型をキープするためのステップ

お薬の使用は、あくまで「無理なく食生活を整えるための学習期間」を支えるものです。薬の効果で食欲が落ち着いている間に、適切な食事量や栄養バランスに慣れることが重要です。


最終的には薬に頼らずとも健康的な生活習慣を維持できる状態を目指すことが、長期的な健康への近道となります。


■健康的なダイエットは、無理のない食欲コントロールから

ファスティングは体をリセットする良い機会ですが、無理な我慢は長続きしません。医療ダイエットを検討する際も、メリットとリスクを正しく理解し、医師の指導のもとで健康的な生活へのステップとして活用することが大切です。


当院では、患者様一人ひとりの体質や目標に合わせ、プランを提案します。医師がしっかりサポートしますので、まずは現在の悩みをお聞かせください。無理なく続けられ、卒業後も体型を維持できる方法を一緒に見つけていきましょう。


テラッセ納屋橋ファミリークリニック
医師
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