マンジャロの注射投与について|よくある質問|テラッセ納屋橋ファミリークリニック|名古屋市中区栄・伏見駅の内科・消化器内科・皮膚科

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マンジャロの注射投与について|よくある質問


マンジャロ皮下注(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療に使用される週に1回の注射薬です。主な効果は、血糖値を下げることと体重を減らすことです。この記事では、マンジャロに関するよくある質問にお答えします。

Q1: マンジャロの価格はどれくらいですか?


 A: マンジャロの価格は用量によって異なります。


マンジャロ 2.5mg(1か月)

18,000円(税込)

マンジャロ 5mg(1か月)

36,000円(税込)

マンジャロ 10mg

55,000円(税込)


Q2: マンジャロはどのような人に適していますか?


 A: 食事制限や運動だけでは体重管理が難しい方にとって、マンジャロは有効です。マンジャロは食欲を抑え、満腹感を増やすことで、自然に食事量を減らす効果があります。そのため、ダイエットに挫折した経験がある方や、生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない方におすすめです。


糖尿病と肥満を同時に抱えている方にも適しています。マンジャロは血糖値を改善し、体重を減少させる効果があります。特に、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)値が高い状態が続いている2型糖尿病の方や、インスリン治療で体重が増加している方にとって有効です。


より強力な血糖コントロールが必要な方にもマンジャロは効果的です。他のGLP-1受容体作動薬と比較して、マンジャロはより強力な血糖降下作用があります。特に、HbA1cの改善が不十分な方にとって有効です。


ただし、糖尿病の治療に関しては必ず主治医の指示に従い、自己判断で治療を始めたり、他の薬と併用することは避けてください。


Q3: マンジャロの効果はいつから現れ、どのくらい続きますか?


 A:マンジャロを使い始めると、最初の数週間で食欲が減ったり、満腹感が増したりすることが一般的です。早い段階で血糖値が改善されることもあり、1〜2週間でその効果を感じる方もいます。


通常、3〜6ヶ月かけて体重が減少し、臨床試験では6ヶ月後に平均で7〜11kgの減量が報告されています。また、血糖値のコントロールも続けて改善され、3〜6ヶ月後にはHbA1cという指標が大きく下がることがほとんどです。


ただし、効果の現れ方は個人差があります。バランスの取れた食事や生活習慣の改善と併せてマンジャロを継続的に使用することが重要です。


Q4: マンジャロを使用する際に生活習慣で注意する点はありますか?


 A: 生活習慣の改善は副作用を抑えるために役立ちます。適度な運動は体の代謝を良くし、薬の効果を助けます。また、十分な睡眠をとり、ストレスをうまく管理することも大切です。生活全体を見直すことで、体がマンジャロに慣れやすくなり、副作用のリスクを減らせます。


Q5: マンジャロの注射前にやってはいけないことはありますか?


 A: マンジャロは冷蔵庫で保管し、高温や直射日光を避ける必要があります。注射部位が汚れていると感染のリスクが高まるため、消毒用アルコール綿で消毒してから打ってください。また、同じ場所に繰り返し注射することは避けましょう。皮膚のトラブルを防ぐために、注射部位を定期的に変えることが重要です。


Q6: マンジャロを使用しながら他の病気の治療は可能ですか?


A: 他の薬やサプリメントを服用している場合、マンジャロと併用することで薬の効果が変わることがあります。効果が弱まったり、逆に強くなりすぎて体に悪影響を及ぼすことがあるため、併用する前に必ず医師に相談してください。


Q7: マンジャロは保険適用されますか?


A: マンジャロは2型糖尿病の治療を目的とする場合に保険適用されます。しかし、肥満治療を目的とする場合は保険適用外となり、自由診療となります。


テラッセ納屋橋ファミリークリニック
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