テラッセ納屋橋ファミリークリニック|名古屋市中区・伏見
情報確認日:2026年9月25日

ピルを飲んでいる方は、マンジャロを始める前と増量するときに、必ず処方医へ伝えてください。経口避妊薬は、特にマンジャロの開始初期・増量後初期に効果が弱まるおそれがあります。併用の可否だけでなく、必要な避妊方法まで確認することが大切です。[1]
「婦人科でもらっている薬だから、体重の相談では言わなくてもいいかな」。そう思う薬も、お薬手帳と一緒にお持ちください。
妊娠を考えている時期や、まだ迷っていることも、診察で話していただいて大丈夫です。
本記事は一般的な医療情報です。個別の薬の変更や妊娠・避妊に関する判断は、処方医や産婦人科でご相談ください。
目次
ピルを飲んでいる方が確認したいこと
マンジャロには胃の内容物が送り出される速度を遅くする作用があります。国内の電子添文では、この作用によって経口避妊薬の効果が弱まる可能性が示されています。[1]
「併用注意」は、すべての人に併用禁止という意味ではありません。一方で、「飲み忘れがなければ、これまでどおりで必ず大丈夫」とも言い切れません。
ピルの名前、服用目的、開始日や増量日を伝え、追加・代替の避妊方法が必要か、いつまで必要かを医師・薬剤師に確認しましょう。[1]
月経痛の治療などで処方されているホルモン薬も、名称が分かるものをお持ちください。「ピル」という呼び方だけで判断せず、実際の薬を確認して相談します。
妊娠を考え始めたら、先に相談を
国内の電子添文では、妊娠する可能性がある方に、マンジャロ使用中と最終投与後1か月間の避妊について説明することとされています。[1]
妊娠を希望する方は、治療を始める前や、妊娠に向けた準備を始める前に処方医へ相談してください。糖尿病の治療中であれば、妊娠を見据えた血糖管理や治療の見直しも必要になります。[2]
「今すぐではないけれど、年内には」「まだ時期は決めていない」。その段階でも相談できます。
最後に注射した日、次の注射予定日、妊娠を考えている時期を整理しておくと、診察で確認しやすくなります。
妊娠の可能性に気づいた場合
妊娠中・妊娠している可能性がある方にはマンジャロを投与しないこととされています。次の注射を行わず、速やかに処方医・産婦人科へ相談してください。[1]
すでに注射した後で気づいた場合も、一人で結論を出さず、注射日と用量を伝えてください。過去の使用だけから個別の胎児への影響を断定することはできません。
糖尿病の治療を受けている方は、ほかの治療薬まで一括して自己中止しないでください。治療の変更について、早めに主治医の指示を受けましょう。[2][3]
診察で伝えるためのメモ
- お薬手帳・薬の名前が分かるもの:ピル、ほかの処方薬、市販薬、サプリメント
- 注射の記録:用量、最後に注射した日、増量した日、次の予定日
- これからの予定:妊娠の希望時期、妊娠の可能性、授乳中かどうか
- その場で聞きたいこと:避妊方法、中止の予定、連絡先、次回受診の目安
他院で処方を受けている方は、まず現在の処方医に連絡してください。当院へ受診される際も、治療歴が分かるものをご用意ください。
よくあるご質問
ピルをやめれば、マンジャロを続けられますか?
自己判断でピルを中止して解決する問題ではありません。避妊や月経症状の治療も含め、両方の薬を処方している医師に相談してください。
妊娠の予定が決まっていなくても話してよいですか?
はい。「いずれ考えている」「まだ決めていない」という段階で構いません。治療を始める前や継続中に、予定の変化をお伝えください。
LINEだけで薬の中止・再開を決められますか?
LINE無料相談は受診前の疑問や相談先の確認にご利用いただけますが、診断・処方・緊急対応の代わりにはなりません。妊娠の可能性がある場合は返信を待たず、処方医・産婦人科へ連絡してください。
名古屋・伏見で、体重と体調を内科に相談したい方へ
テラッセ納屋橋ファミリークリニックは、通常の保険診療も行う内科です。体重のことだけでなく、服用中の薬、持病、これからの生活の予定も含めてご相談ください。診療内容に応じて、必要な診察や検査を判断します。
院長:近藤規之
日本内科学会認定内科医/日本消化器病学会専門医
LINEは診断・処方・緊急対応の代わりではなく、返信時間の保証はありません。相談のみの受診や症状に応じた検査等では、別途費用がかかる場合があります。診察の結果、薬を処方しない場合もあります。
名古屋市中区栄1丁目2番3号 プラウドタワー名古屋栄201
テラッセ納屋橋2階/伏見駅6番出口から徒歩6分
電話:052-222-0900/休診:木曜・日曜・祝日
アクセスの詳細
マンジャロに関する大切な情報
マンジャロ(チルゼパチド)の国内承認効能は2型糖尿病です。減量目的の使用は適応外使用・自由診療で、減量目的の処方が保険適用になるという意味ではありません。
副作用には吐き気・下痢・便秘などがあり、低血糖、急性膵炎、胆道系疾患、イレウスなどにも注意が必要です。適応外使用では医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。対象の判断は個別の事例ごとに行われます。[4]治療前に、費用とリスクを含む説明を受けてください。[1][3]
あわせて読みたい
参考資料
- PMDA:マンジャロ電子添文(2026年9月改訂・第11版):9.4、9.5、10.2ほか
- 日本イーライリリー:妊娠する可能性のある女性や妊婦への投与に関する適正使用情報
- PMDA:患者向医薬品ガイド(2026年6月更新)
- PMDA:医薬品副作用被害救済制度の給付対象
デザイン画像は院長の実写真を素材にAIで制作しています。
