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■ダイエットと脱毛の意外な関係とは
「なんだか髪の毛が薄い…?」「ダイエットと脱毛って関係あるの?」
そんな声は珍しくありません。
ネット上にも急な減量のあとに抜け毛が増えたなどのさまざまな声を目にし、不安を感じている方もいるかもしれません。
この記事では、過度なダイエットが脱毛につながる仕組みと、髪を守りながら減量を目指すためのポイントをお伝えします。
この記事の要点まとめ
- 過度なダイエットは栄養不足やホルモンバランスの乱れから休止期脱毛を招く可能性がある
- 髪を守るには月5%以内の緩やかな減量とタンパク質など必要な栄養の確保が大切
- リベルサスやマンジャロなど医療的サポートで無理のない食欲コントロールも選択肢になる
■過度なダイエットが脱毛を招く仕組み

急激な減量や極端な食事制限は、体重だけでなく髪の毛にも影響を及ぼすことがあります。「抜け毛が増えたような気がする」という悩みの背景には、栄養やホルモンバランスの乱れが潜んでいるかもしれません。
◎栄養不足がヘアサイクルを乱すメカニズム
髪が育つにはタンパク質・鉄分・亜鉛・ビタミンB群など多くの栄養素が欠かせません。極端な食事制限でこれらが不足すると、体は心臓や脳など生命維持に不可欠な臓器へ優先的に栄養を届けます。
髪は「後回し」にされやすい組織のため、栄養が行き届かなくなると成長期の毛髪が休止期へ移行しやすくなるのです。いわゆる「休止期脱毛」と呼ばれる状態で、数ヶ月のタイムラグを経て抜け毛が目立ち始めることから、ダイエットとの因果関係に気づきにくい点が厄介なのです。
◎「食べないダイエット」で見落としがちな点
体重が減ると達成感を覚えがちですが、体の内側ではさまざまな変化が起きています。
急激なカロリー制限は女性ホルモンの分泌バランスを崩す一因になり得るほか、ストレスホルモン(コルチゾール)の増加が頭皮環境に影響を与える可能性も指摘されています。
短期間で体重の10%以上を落とすような減量は、数ヶ月後に抜け毛として表面化するケースがあるため、慎重に進めることが大切です。
■髪を守りながら減量するための選択肢
脱毛リスクを抑えつつ体重を管理するには、「何を食べないか」より「どう減量するか」という視点が大切です。
◎急激な減量より「緩やかな体重管理」が髪を守る
ひと月あたり体重の5%以内を目安にしたペースでの減量は、栄養バランスを保ちやすく、ヘアサイクルへの負担も抑えやすいと考えられています。
とりわけタンパク質は毎食意識して摂ることが大切で、肉・魚・卵・大豆製品をバランスよく取り入れると、髪への栄養供給を維持しやすくなります。極端な糖質制限や断食とは異なり、「必要な栄養を摂りながら少しずつ落とす」という考え方がカギです。
◎リベルサス・マンジャロで無理のない食欲コントロール
当院の肥満外来では、GLP-1受容体作動薬であるリベルサス(内服薬)やマンジャロ(注射薬)を用いた減量サポートを行っています。食欲を穏やかに抑える作用が期待できるため、過度な食事制限をしなくても食事量を調整しやすい点が特徴です。
必要な栄養素を確保しつつ減量を目指せるところが、極端なダイエットとの大きな違いでもあります。当院ではマンジャロ2.5mgを月額18,000円から処方しており、追加費用なし・勧誘なしの明瞭な料金体系で対応しています。
◎こんな方は医療的な減量サポートの検討を
以下に当てはまる方は、一度クリニックへご相談いただくのがおすすめです。
- 自己流のダイエットで抜け毛が気になり始めた
- リバウンドを繰り返し、食事制限が続かない
- 体重は落としたいが、髪や肌への影響が不安
名古屋市にある当院では、内科医が体の状態を総合的に把握しながら、一人ひとりに合った減量プランをご提案しています。LINEでの無料相談も受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼関連記事:ダイエット中の栄養管理についてはこちら
ダイエット中って栄養不足にならないの? リベルサス・マンジャロ服用時の栄養管理
■よくある質問
Q. ダイエットによる抜け毛は元に戻りますか?
A. 栄養状態が整えばヘアサイクルが正常化に向かい、抜け毛が落ち着く可能性はあります。ただし個人差がありますので、気になる場合は医師への相談をおすすめします。
Q. リベルサスやマンジャロを使っても脱毛が起こることはありますか?
A. 過度な食事制限を伴わない方法ではありますが、体重減少に伴い一時的に抜け毛がみられるケースもゼロではありません。栄養バランスを意識した食事を併用することが大切です。
2009年 津島市民病院で初期研修
2011年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科
2013年 総合大雄会病院 消化器内科
2017年 総合大雄会病院 消化器内科 診療副部長
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会
日本医師会 認定産業医
日本ヘリコバクター学会 H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
