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肥満が招く病気のリスク一覧! 健康的に痩せたい方へ「マンジャロ・リベルサス」の選択肢


「最近ちょっと太ってきたかも…」

「健康診断でひっかかってしまった」と悩んでいませんか?


体重が増えると、見た目の変化だけでなく、体の中では様々な変化が起きています。


日本では、BMI(体格指数)が25以上になると「肥満」と判定されます。体重が増えることで、私たちは一体どのようなリスクを背負うことになるのでしょうか。


単に体重が重い状態と、肥満によって健康に悪影響が出ている「肥満症」は少し意味合いが異なります。


■ただ体重が増えるだけじゃない?肥満が引き寄せる健康への影響

肥満は、目に見えないところで少しずつ体に負担をかけていきます。「ちょっと太っているくらいなら大丈夫」と放置してしまうと、気づかないうちに様々な病気の引き金になることがあるのです。


具体的にどのようなリスクが潜んでいるのか、詳しく見ていきましょう。


◎知っておきたい!肥満でなりやすい病気一覧

体重が基準を超えて増えすぎると、様々な病気になりやすいことが分かっています。厚生労働省や日本肥満学会などの情報によると、肥満との関連が深い代表的な病気として、以下のようなものが挙げられます。


  • 2型糖尿病

  • 脂質異常症(血液中のコレステロールや中性脂肪の異常)

  • 高血圧

  • 高尿酸血症・痛風

  • 冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症など、心臓の血管の病気)

  • 脳梗塞・一過性脳虚血発作(TIA)

  • 脂肪肝(NAFLDなど)

  • 月経異常・不妊

  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)

  • 変形性膝関節症などの運動器疾患(関節や腰への負担)

  • 肥満関連腎臓病 など


これだけ多くの病気が、体重の増加と深く関わっているのです。すべてがすぐに発症するわけではありませんが、リスクの種をたくさん抱えている状態と言えるのです。


◎忍び寄る「生活習慣病」のドミノ倒し

特にお腹周りに脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」は、生活習慣病のリスクを大きく引き上げてしまいます。


内臓の周りについた脂肪は、ただそこにあるだけではありません。血圧や血糖値を上げる悪い物質を作り出してしまいます。


そのため、肥満をきっかけにして「高血圧」「高血糖(糖尿病)」「脂質異常症」といった生活習慣病が重なりやすくなります。


これらが重なると、血管が硬く脆くなる「動脈硬化」があっという間に進み、ある日突然、心臓の病気や脳卒中などを引き起こす危険性が高まってしまうのです。


◎いびきがうるさい?「睡眠時無呼吸症候群」の危険なサイン

家族から「いびきがうるさい」「寝ている時に息が止まっていたよ」と指摘されたことはありませんか?肥満は、睡眠時無呼吸症候群の大きな原因の一つです。


首の周りに脂肪がつくと、寝ている間に空気の通り道(上気道)が狭くなり、呼吸がしづらくなったり、一時的に止まったりしてしまいます。すると、睡眠の質が極端に下がり、日中に強い眠気を感じるようになります。


それだけはなく、寝ている間も体が酸欠状態になって必死に血液を送り出そうとするため、高血圧や糖尿病、心臓の病気へと悪影響を及ぼす負のスパイラルに陥ってしまいます。


◎お酒を飲まなくても要注意な「脂肪肝」

「お酒を飲まないから肝臓は元気」と思っていませんか?実は、食べ過ぎや運動不足による肥満が原因で、肝臓に脂肪がたっぷり溜まってしまうタイプの脂肪肝が増えています。


肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、多少の無理をしても痛みなどのサインを出しません。しかし、脂肪肝をそのまま放置していると、徐々に肝臓の細胞が壊れて「肝炎」になり、最終的には肝臓がカチカチに硬くなる「肝硬変(かんこうへん)」へと進行してしまう恐れがあります。


■つらい我慢はもうやめたい!医療の力で健康的な体を目指すには

「病気になりやすいのは分かったけれど、ダイエットが続かない…」と落ち込む必要はありません。無理な食事制限や、激しい運動を気合だけで続ける自己流のダイエットは、挫折しやすいだけでなく、リバウンドの原因にもなります。


◎まずは今の体重から「3%」減らすことから

日本肥満学会のガイドラインでは、ダイエットの目標として「まずは現在の体重から3%以上(高度の肥満の場合は5〜10%以上)減らすこと」を推奨しています。


例えば体重が80kgの方なら、まずは「2.4kg」の減量が目標です。


たったそれだけ?と思うかもしれませんが、この少しの減量だけでも、血圧や血糖値、肝臓の数値などが大きく改善することにつながります。


最初からモデルのような体型を目指すのではなく、医学的な根拠に基づいた「健康になるための現実的な目標」を持つことが大切です。


◎食事・運動療法だけで難しい場合は、医師と治療方法を相談

体重の問題は、個人の意思の弱さだけが原因ではありません。肥満症の治療では、食事・運動・行動療法を基本としつつ、必要に応じて医師が薬物療法などを検討することがあります。


近年は、減量治療や糖尿病治療に関連する薬剤の選択肢が広がっています。ただし、自己判断ではなく、診察のうえで適切な治療法を検討することが大切です。


薬剤ごとに国内で承認されている効能・効果は異なり、患者さんの状態によって適応や使用方法も変わります。


インターネットなどで耳にすることの多い「マンジャロ」や「リベルサス」は、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されている医薬品です。


一方で、肥満症の治療薬として国から承認を受けているのは「ウゴービ」や「ゼップバウンド」といった別のお薬になります。


■治療は適応や状態に応じて異なるため、まずはクリニックへ

似たような働きを持つお薬であっても、糖尿病の治療として使うのか、肥満症の治療として使うのかによって、処方できるお薬の種類や、保険が適用されるかどうかのルール(自由診療となるケースなど)が大きく変わってきます。


一人で無理なダイエットに挑んで心身をすり減らす前に、まずは医療機関に相談してみてください。当クリニックでは、患者様の現在の体の状態やライフスタイルをしっかりと確認した上で、適切な方法を一緒に考えます。


病気のリスクを減らし、毎日を元気に過ごすために、まずは焦らず一歩を踏み出してみませんか?どうぞお気軽にお問い合わせください。


テラッセ納屋橋ファミリークリニック
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