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BMIで肥満はどこから?マンジャロやリベルサスで目指す健康的な減量とリバウンドしにくい体


「最近お腹まわりが気になる…」「健康診断でBMIが高いと言われた」そんな方も多いのではないでしょうか。


体型や体重を管理するうえで、よく耳にするBMIや体脂肪率ですが、それぞれの意味や違いを正しく理解している人は意外と少ないものです。また、無理な自己流ダイエットでリバウンドを繰り返してしまう方も少なくありません。


この記事では、BMIと体脂肪率の正しい知識と、健康的に無理なく体重を減らす方法について詳しくご紹介します。無理なく、そしてリバウンドしにくい体を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。


■BMIとは?肥満を判断する大切な指標

健康診断やダイエットの話題でよく耳にするBMIは、体格を数値で表す指標です。自分の体重が適正かどうかを簡単に確認でき、肥満度の目安として国際的にも使われています。


◎BMIの計算方法と日本での肥満基準

BMIは体重(kg)を身長(m)の二乗で割って算出されます。


【例:身長170cmで体重65kgの人の場合】


65 ÷ (1.7 × 1.7) でBMIは約22.5です。


数値によって肥満や痩せの目安がわかります。

日本肥満学会の基準では、BMIが


  • 5未満は低体重

  • 5以上25未満が普通体重

  • 25以上が肥満


とされています。ただし、数値だけでなく、自分の体格や筋肉量を考慮することも重要です。世界保健機構(WHO)ではBMI30以上を肥満としています。国や地域によって基準が異なるのは、体格の違いや生活習慣が関係しています。


◎BMIが高すぎるとどんなリスクがあるのか

BMIが高い状態が続くと、糖尿病や高血圧などの生活習慣病だけでなく、心疾患や脳血管疾患のリスクも高まります。見た目だけではなく、肥満の程度が大きいほど、日常生活にもさまざまな負担がかかりますので、早めの対策が必要です。


◎BMIが低すぎる場合の影響と注意点

BMIが18.5未満の低体重も健康には良くありません。若い女性を中心に痩せすぎの傾向があり、鉄分不足や貧血、ホルモンバランスの乱れから月経不順や不妊のリスクが高まります。


高齢者の場合は筋力や骨量が低下し、転倒や寝たきりの原因にもなるため、適正体重の維持が大切です。


■体脂肪率を知って、正確な体型管理を目指す

BMIと並んで注目される体脂肪率は、体にどれだけ脂肪が含まれているかを示す指標です。脂肪は単なる余分なものではなく、体温を保ったりエネルギーを蓄えたり、ホルモンを調整する大切な役割を担っています。


◎BMIと体脂肪率の違いを正しく理解しよう

BMIは身長と体重のみで計算されるため、筋肉量の多い人でも数値が高くなることがあります。つまり、BMIが高くても筋肉質なら必ずしも肥満とは限りません。


一方で、体脂肪率は脂肪そのものの割合を示すため、内臓脂肪や皮下脂肪の管理に有効です。ダイエットや健康維持では、BMIだけでなく体脂肪率にも注目することで、より的確な対策ができます。


◎体脂肪率を意識するべき理由

見た目がスリムでも体脂肪率が高い「隠れ肥満」の人も少なくありません。極端な食事制限だけのダイエットでは、体重が減ると同時に筋肉量が落ち、基礎代謝が下がってリバウンドしやすくなります。


骨格筋量を増やし、体脂肪を適正に保つことで、見た目だけでなく内側から健康的な体を作ることが大切です。


■健康的に痩せるために大切なポイント

ダイエットを成功させるためには、無理な食事制限ではなく、バランスの取れた食事と適度な運動を習慣にすることが基本です。


◎食事の見直しでリバウンドを防ぐ

炭水化物を少し控えめにし、たんぱく質をしっかり摂ることで筋肉を保ちながら脂肪を落とせます。よく噛んでゆっくり食べることで食べ過ぎを防ぎ、血糖値の急上昇を抑えられます。


◎基礎代謝を高める運動習慣を取り入れる

筋力トレーニングで筋肉量を増やすと、基礎代謝が上がり脂肪が燃えやすい体になります。ウォーキングやスクワットなどの有酸素運動を組み合わせると、効率よく健康的に痩せられます。


◎生活習慣を整えて太りにくい体を目指す

早食いを避け、規則正しい食事と十分な睡眠を心がけるだけでも、体重管理はぐっと楽になります。体組成計で体脂肪率や筋肉量を定期的にチェックすることもおすすめです。


■医師と一緒に無理なく続ける肥満治療

自分だけの努力ではなかなか痩せられない方には、医師の管理のもとで行う「メディカルダイエット」という選択肢もあります。


◎話題のリベルサス・マンジャロとは?

リベルサスは飲むGLP-1受容体作動薬、マンジャロはGLP-1とGIPのデュアルアゴニストです。どちらも食欲を抑え、自然に摂取カロリーをコントロールできる治療薬です。


◎どんな人におすすめか

自己流ダイエットで成果が出にくい方や、リバウンドを繰り返してしまう方、内臓脂肪が気になる方に適しています。医師の管理下で副作用などの体調変化にも細かく対応しますので、安心して治療を受けていただけます。


◎メディカルダイエットで目指す健康的な減量

薬だけに頼らず、食事や運動のアドバイスも行いながら、無理なく続けられる減量を目指します。無理のないペースで理想の体型だけでなく健康的な体づくりをサポートしていきます。


■自分に合った方法で健康的な体づくりを

BMIと体脂肪率を正しく理解し、無理のないダイエットと体重管理を心がけることが、健康への近道です。当クリニックでは、単に薬を処方するだけはありません。一人ひとりの体質や生活環境に合わせた治療とアドバイスを提供しています。気になる方はお気軽にご相談ください。


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