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過敏性腸症候群(IBS) 腹痛・下痢・便秘

2017年11月1日
過敏性腸症候群とは

3ヶ月以上腹痛、下痢、便秘といった症状があるにもかかわらず、内視鏡その他の検査で異常はなく、生活の質を下げてしまう病気です。日本人の2割の方がこの病気に該当するとの報告もありあます。

典型的な症状としては、 通勤・通学途中、車や電車を降りてトイレに駆け込む、おなかの調子が心配で、外出する気になれない、大事な仕事や試験前などにお腹が痛くなるなどです。これらの症状は排便・排ガスにより一時的に改善することが多いです。

上記の症状でお悩みの際は是非、当院へお越し下さい。

まずは問診にて症状を詳しくお話いただき、採血、大腸内視鏡とまずは器質的疾患がないか確認します。
若い頃から下痢が多くてという方の中に、安倍首相もかかっているような炎症性腸疾患のクローン病、潰瘍性大腸炎といった病気が隠れていることも多いので、大腸カメラは非常に重要です。

諸検査で器質的疾患がなければ、薬物治療、食事指導等を行い治療を開始します。
スパッと治るものではございませんが、数ヶ月かけて、日常生活に影響をなるべく及ぼさないように付き合っていけるようにしていきます。

他院ではなかなか理解されず「気のせいだよ」「考え過ぎ」「体質だから」と諦めてきた方、お待ちしております。